國分康孝のロールプレイングに学ぶ実践キャリア・コンサルティングのDVDを観た。
http://www.career-cc.org/blog/?p=871
クライアント役で自分が登場しているが、自分がしているだけあって、このときの気持ちは・・・と
よくわかる。國分先生の質問のどこに自分が反応して、回答を考えているのかを思い出しながら
DVDを観ると、他の2人のものを観るのと違った感覚がある。
これは役柄を演じているので完全な私ではないが、考えている私は私そのものだ。
私自身がカウンセリングを実体験でうけることもある。もちろん國分先生ではないが、カウンセラーの業務をするかぎり、自分もカウンセリングを受けておく必要がある。
自分の心の内面を知ることは必ずしも楽ではない。しかし、口にして表出したら、不思議と心の中に秘めている状態が変化する。長い間しんどいなと思ってきたことも違った側面で捉える事ができる。自分の中の課題が大きい時にはその作業が何度も繰り返される。
自分の過去の歴史や過去から現在までの考え方や捉え方、自分のクセ。向き合いたくないこともやはり山とある。
そのことを向き合う覚悟ができたときに一つ一つひもを解いていく。
人と人の関係性、その時の人の心理、こうしたことに興味を持つことになった本当の理由はどこにあるのかを探しにいく旅に出ているようだ。