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日本最古の学校「足利学校」へ研修後の時間を利用していっていきました。門は「入徳門」「学校門」「杏壇門」があり、そこから入っていきます。昔の学生は学校に入学する時にこの門をくぐるようです。どんな気持ちでくぐったのでしょうか。私も入徳門をくぐりました。くぐっただけで少し頭が賢くなったような気がしました。

裏門があったので、気になって行くと学生や一般の人の通用門でした。毎日入徳するのも変なので、いつもは裏門を使うということでしょうか。

創建については奈良時代の説、平安時代の説、鎌倉時代の説があるようですが、いずれにしても上杉憲実(室町時代)には歴史上明らかになっています。何を習ったかが興味深いところですが、孔子の教えをもとにした儒教だそうです。そのあと戦略を学ぶことが追加されたようです。特に大事だったのは占術です。戦う時にどのような選択をすればいいかを迷う時には、最終的に占いで決めるということです。「神のみぞ知る」。

この足利学校の周りは石だたみで整備され、通りの角や信号を待つところに孔子の教えが記されていました。石畳やお土産屋さんを見ていると京都の雰囲気を感じました。

7月も終わりでとても暑かったのですが、歩いていると汗がにじんできて、帰りの電車の中では適度な運動と適度な汗をかけ今夜は熟睡できそうだと思いました。