必要な記憶は何度も反復され記憶にある。しかし、あまり呼び出さない記憶はだんだん奥にしまいこまれるのか、思いだすことも難しくなる。

学生の頃は何を覚えるのも苦労なく覚えることができた。忘れるのも早いと言いながらも知れている。

 しかし最近新たに記憶できない。過去の記憶がよみがえらない。こないだまで覚えていたこともすでに忘れている。といったことにぶちあたる。これはかなりショックを受ける。若いころの能力と現在の能力の違いを目の当たりにすると、認めたくないものの「若いころ」と「今」を区別するしかない。これは受け入れるのに抵抗を感じる。

ちょうど記憶する場所の脳の部分に壁ができたかのような感覚である。記憶に携わる脳の部分は海馬というらしい。まんざら感覚と実際は違っていないのかもしれない。

 生物である限り老化は避けて通れない。成長したものは老化の道をたどるしかないからだ。しかし、成長は頼もしいが老化は虚しさを伴う。 がっかりだ。

脳の老化を防ぐためにはやはりトレーニングなのだろう。記憶が弱ると記憶することを増やすようにする必要があるだろうし、計算が弱ると計算をする必要がある。最近はいろいろなトーニンググッズが売っている。計算を解いたり、漢字や英語の記憶といった簡単な脳のトレーニングを毎日試している人に聞くとやはり効果はあるようだ。

 3日坊主すらできない私は挑戦するまでもない。

最近チャンレンジしたいものに、英会話とヨガがある。ここ数年思いながら実行に移っていない。そろそろ行動していかないと時間の過ぎるスピードの方が速そうだ。

 WLB(ワークライフバランス)やQOL(生活の)を考えると、やはり自分の生き方そのものの修正から検討する必要がありそうである。

 まずは、何から始めるのか・・・・・・